オーラが場に出る際にエンチャント先が適正かどうか判断しようとして、場に出る際のオーラの特性を見る場合、CR419.6iが適用されるのだろうか? 今回のネタは、そうだという前提の下で思いついた現象。
《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice(DST)》が場にある状況で、《ヴェクの聖騎士/Paladin en-Vec(10E)》を対象として《邪悪なる力/Unholy Strength(10E)》をプレイする。《マイコシンスの格子》によりスタック上の《邪悪なる力》は無色であるので、《ヴェクの聖騎士》のプロテクション(黒)の影響を受けない。そのため、プレイは適正であり、対象不適正による打ち消しも起こらない。
しかし、プレイされた《邪悪なる力》の解決によって、それが《ヴェクの聖騎士》につけられた状態で場に出ようとすると、その「場に出る際」の時点では、《邪悪なる力》は《マイコシンスの格子》の影響を受けていないものとして考えなければならないことになる。よって、《ヴェクの聖騎士》は呪文《邪悪なる力》の対象としては適正なのに、それが場に出る際のエンチャント先としては不適正である、という珍しい状況が発生する。
結局、《邪悪なる力》は場に出る代わりに墓地に置かれることになる(オーラがスタックから場に移動する際に適正なエンチャント先がない場合の「つける/Attach」のルールにより)。《マイコシンスの格子》の無色化によって一見問題なくエンチャントできそうに見えたりもするのだが、なんてこったい。
決められたエンチャント先につけるよう指示されるのではなく、《再拘束/Retether(PLC)》などによってオーラが場に出る際にオーラのコントローラー(になるプレイヤー)が適正なエンチャント先を選ぶ場合も、「その時点でのオーラの特性はCR419.6iを反映したものである」とするのではなかろうか?
(《再拘束》によって場に出る《邪悪なる力》のエンチャント先を決める場合、《マイコシンスの格子》が場にあっても《邪悪なる力》は無色ではなく黒として扱い、エンチャント先としてプロテクション(黒)を持つクリーチャーを指定することはできない。)
だれか、いけん、もとむ。
《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice(DST)》が場にある状況で、《ヴェクの聖騎士/Paladin en-Vec(10E)》を対象として《邪悪なる力/Unholy Strength(10E)》をプレイする。《マイコシンスの格子》によりスタック上の《邪悪なる力》は無色であるので、《ヴェクの聖騎士》のプロテクション(黒)の影響を受けない。そのため、プレイは適正であり、対象不適正による打ち消しも起こらない。
しかし、プレイされた《邪悪なる力》の解決によって、それが《ヴェクの聖騎士》につけられた状態で場に出ようとすると、その「場に出る際」の時点では、《邪悪なる力》は《マイコシンスの格子》の影響を受けていないものとして考えなければならないことになる。よって、《ヴェクの聖騎士》は呪文《邪悪なる力》の対象としては適正なのに、それが場に出る際のエンチャント先としては不適正である、という珍しい状況が発生する。
結局、《邪悪なる力》は場に出る代わりに墓地に置かれることになる(オーラがスタックから場に移動する際に適正なエンチャント先がない場合の「つける/Attach」のルールにより)。《マイコシンスの格子》の無色化によって一見問題なくエンチャントできそうに見えたりもするのだが、なんてこったい。
決められたエンチャント先につけるよう指示されるのではなく、《再拘束/Retether(PLC)》などによってオーラが場に出る際にオーラのコントローラー(になるプレイヤー)が適正なエンチャント先を選ぶ場合も、「その時点でのオーラの特性はCR419.6iを反映したものである」とするのではなかろうか?
(《再拘束》によって場に出る《邪悪なる力》のエンチャント先を決める場合、《マイコシンスの格子》が場にあっても《邪悪なる力》は無色ではなく黒として扱い、エンチャント先としてプロテクション(黒)を持つクリーチャーを指定することはできない。)
だれか、いけん、もとむ。
コメント
しかし、これは呪文や能力によるものでも、状況起因効果でもありません。ルールによるものだから置換「効果」ではない、と言われたら、ちょっと否定できないのは確かです。
本質的には置換効果そのものだと思うのですが……結論は私にも判りません。